意識の違い。というか、意識がない。

お客様からのクレームや感謝の声などについてみんなで話し合う会があったのだけど。

日頃からまったくもってダメダメな人員、「やる気がないの世界一!」でおなじみ【おっさんA】と、「ちょりーっす了解っす!」でおなじみの【知ったかB】と一緒のチームになってしまった。

そこで「お客様に今後こういうクレームをいただかないためにどうしたらいいか」という話になり。

リーダーが「じゃ、【知ったかB】くん、意見をどうぞ」って言ったら、

「うーん。今俺に言えるのはただひとつ。『お客様を絶望させない』ってことっすかね」と。

わ た し 「そりゃそうだ。絶望させないためにはどうすんのか、じゃないの?」
リ ー ダ ー 「そうね。絶望させないために何をするか、具体的に教えて」
知ったかB 「とにかく絶望させないようにこれからはちゃんと考えて作りまっす!」
リ ー ダ ー 「ん?」
知ったかB 「いや、ちゃんと考えないとだめなんだなーって思って」
わ た し 「ははっ(失笑)」
知ったかB 「なんすかーなんで笑うんすかー」
わ た し 「いや、ちゃんと考えてなかったんかって思って…」
知ったかB 「いや俺今超いいこと言ったなって思うんすけど」
リ ー ダ ー 「…………。」
わ た し 「…………。」
知ったかB 「なんすかーマジこの超いい意見にクレーム入るとかないっすわー」
リ ー ダ ー 「…………。」
わ た し 「…………。」
リ ー ダ ー 「はい。じゃあ次いこうかな…」


そして次に、おっさんAの番。


リ ー ダ ー 「なんかご意見ありますか」
おっさんA 「私が思うにですね、この事例は…(ここから延々話が続く)」
リ ー ダ ー 「えー具体的には今後どうすればいいですかね?
おっさんA 「…………。」
リ ー ダ ー 「…………。」
わ た し 「…………。」
おっさんA 「どうしたらいいんでしょうねぇ……」
リ ー ダ ー 「…………。」
わ た し 「…………。」
おっさんA 「…………。」



という具合に、なんかもうどっちもどっち。
タイプは違えどなにひとつ有益な情報がない。

足して二で割ればちょうどいいのか。
いや、ちょうどよくない。全然ちょうどよくない。
つーか足したくもないし、どっちもいらん。

嫌味のつもりであたしは自分の番のとき、「自己満すんな」「めんどくさがんな」「自覚持ってちゃんとやれ」「カスみたいなもん作んな」と、具体例とか解決策とは別にちょいちょいサブリミナって二人に向けて入れてみたんだけど。

まー打っても響かないわな。

挙句の果てには、リーダーに「もう少し掘り下げた意見をくれ」と言われた【知ったかB】が、

「○○プレゼント企画はすごい人気っすけどー。人気あるっていいことですよねー」

と、みんなが「?」てなるような的外れな解答を突然して。
「なんで人気あると思う?」ってリーダーが仕方なく聞いてみると……。

「いや、それはわかんねっす(てへ)」

みたいな(笑)

わかんねーのかよ!!
100歩譲って意見もねーのかよっ w(゛皿″)w


なんかもうだんだん腹立ってきて、ちゃんと読む人のこと考えて作ってあるし、制作物のクオリティがいいから支持されるし、評判も広がるし。

これ作った人(最初に組んであたしが仕事してたすごくいい物作る人)は、本当に受け取り手のこと考えて質のいいもの作ってたから、だから何年もこの企画続いてるし、毎年変わらず人気あるんだよ!

だからそうなってほしいって。
そうやって作らないとだめなんだよって。

そんな意味を込めて説明したら。
まったくもってわかってないカッスカスなもんばっか作ってどーしよーもない二人にだからこそわかってほしくて鼻息荒くして言ったら。



ふたりともぜんっっぜん聞いてなかった(笑)←もう笑っちゃう。



はいはいそうですよねー興味なかったですよねーごめんごめん。


あーもうおばちゃん悲しいも怒りも通り越して、なんか魂ぬけちゃったわ。逆に。

いつからこんなやつらが集まるとこになっちゃったんだろうか。

それこそ、さっき言ったすごくいい物作る仕事してた人たちと組んでたときが懐かしい。

あの頃はまだみんなが「いい物作って喜んでもらおう!」って思ってたなあ……。

それが今や、200%役に立たんやる気も力量もないおっさんと、なんでもかんでも知ったかするだけして実は無知で全然仕事できない軽い男……。


ため息が出るから、できるだけ関わらないようにしよう。


(o´Д`)=3