棚田で田植え【1日目】
去年、初めて西伊豆にある石部の棚田で、稲刈り体験をした。
会社の知り合いの方がそこの田んぼのこといろいろやってる方で、話聞いて「ぜひとも行かせてほしい!」ってなった。
去年は田植えは都合が悪くて行けず、稲刈りのみだったんだけど、今年はなんとしてでも田植えもしたく。
そして、ついに今回行って来た!
田植え興味ありあり部隊で、朝もはよから西伊豆に向けて出発。
ていうか超早めに出たのに、事故渋滞って…。
完全に渋滞にはまった状態からの、ノリだけでやっぱり新東名推し(笑)
途中、修善寺の駅で去年の稲刈りのときにも購入した「鯵寿司」を昼ごはん用に買って。
海沿い136をひたすら走って、東洋のコートダジュール(←これ言いたいだけw)の浜辺で、ノンアルビール飲みながら鯵寿司堪能。
腹ごしらえしたら、さっそく石部の棚田へ。
からの、早速田植え開始!!
今回は「複田」するところからやってる体験のイベント的なものなので、他の田んぼとはちと違っていて。
廃田だったとこを1から草取って耕して畦つけして…ってやってるので(あたしは都合がつかず畦つけとかは参加できなかった)、すべてを昔ながらの方法でやるっていうこだわりみたい。
他の田んぼはみんながやってるオーナー制度の田んぼなので、整えられた田んぼですでに先週田植え祭が行われていて。
とってもキレイに植えられてた。
うちらは田んぼの畦を直す(?)とこからやって、それがまたひじょーに難しいうえに大変で。
鍬で畦をつけてある下を掘って淵をならすみたいな作業だったんだけど「それじゃぶっ壊してるだけ」と言われるくらい(笑)なんか慣れるまでよくわかんなかった。
ちょっとやっただけだけど、めっちゃ力いるし、前かがみで腰痛いし。
そうやって田んぼを整えたら、ようやっと苗を。苗を植える。
って、田んぼの中は足の踏み場ないくらいおたまじゃくしがうじゃってたんだけど(笑)
いや、あのね、笑えない感じですよ、マジで。
ああ、大自然てなにこれ。こんなんありなの?って感じ(笑)
もちろん、田植え用の長靴履いてた人らは大丈夫だし、あたしはちょっと足ケガしてたし皮膚が弱かったりするので、100均で買った5本指の靴下履いてたからまだよかったんだけど、裸足チャレンジャーたちは足におたまちゃんたちがまとわりつく感覚がなんともいえんかったらしい。
というわけで、棒で直線を保ちつつ、2〜3人一列に並んで苗を植えてゆく。
移動時に自分の足跡を消してなめらかにしながら、ひたすら棒を動かし、手を動かし、苗を植えてゆく。
あたし、虫とか生き物基本的にキライなんだけど。
もうね、ああなっちゃカエルもおたまもアメンボもよくわかんねーなんかも関係ないよね(笑)
んなこと言ってる場合じゃないんですもの。
自然てすげーな。
ちなみに、あたいたまたま田んぼに浮かして置いてあった苗の束を拾ってそれちぎりながら植えてたら、ぷちって言ったから何かと思ったら苗の間に挟まってたおたまさんを素手で潰しちゃって…。
まさか素手で殺生するとは。ありえん。そして、おたまごめん。
でもよく考えたらすげー数のおたまの中をあんだけの人数が足でびちゃびちゃやってんだから、そりゃ大量のおたまが召されてると思ったほうが正しいし。
自然の世界は、サバイバルである。うん。
そんなこんなで、腰いてーってなりつつ、田植えも無事終了!!
後半コツを掴んでスピードアップ&なかなかキレイに植えることができて満足(笑)
田植えの後は、そのまま石部の「大浜荘」という海がド正面に見える宿へ。
疲れをいやすべく、温泉に入って、出てきたらすぐにごはんごはん!
すごい量でめちゃくちゃうまい料理と酒をたらふく堪能して。
「たまたま」伊勢エビとれたとかで、1人1匹出てきたり、舟盛りはひらめ一匹ドーン!からのえんがわまでちゃんとあるし、サザエや甘エビもあって豪華だった。
いやーやっぱ海添いの民宿ってのは料理がね、素晴らしく好きです。あたし。
そして、まだまだ終わらない石部ナイト(笑)
今回、初の試みだった「石部の灯り」っていう棚田でのキャンドルナイトが開催されていて。
ちょっと暗くてうまく写真撮れなかったんだけど、めちゃくちゃキレイだった!
蛍ももう少ししたら見えるらしいけど、今回は発見できなくて残念(>_<)
いつかたくさんの蛍も見たいなー。
そして、田んぼからまた降りてきて、今度は徒歩数分のとこの宿に泊まってる開催者の方たちのとこにお邪魔してちょっとだけ飲み会して。
最後また温泉入って、そのまま波の音を聴きながら眠りについたとさ。
〜2日目に続く〜