セブ島報告vol.1。


さて。

年末年始、海外逃亡してたときの報告を、自己満私的メモ的に少し。


まず、セブ島は、フィリピンである。
何人かの人に「やっと母国に帰れてよかったねー」と言われた。
(昔からあたしの顔がフィリピン系だと言われているため)
フィリピンは治安が悪い。といわれている。
が、セブ島とかは比較的大丈夫なとこ、ともいわれていて。
とりあえず、行ってみたわけです。


日本からは、四時間半くらいでついてしまう。
フィリピン航空直行便でいざセブへ。

向こうの空港ついたら、すげー人いっぱい。
さすが年末年始のリゾートだぜ。
自分のとまるとこの案内の人探すのも一苦労だった。

日本を二時くらいに出発して、セブの空港についたのが七時くらい。
んで、そっからバスに乗ってホテルについたのがなんだかんだで八時くらい。

で、手続きして、明日の体験ダイビングの手続き行って…とかしてたら、十時前(笑)
そっからレストランでごはん食べたのだが。
しょっぱなすげーはしゃいで、やっぱロブスターでしょ!!
とかいって、高かったロブスター食った。
自分でいけすに行って、好きなロブスター選んでいいんだけど。
ほんなエビなんてどれも一緒でわかんねーよ!!
と思いつつ、一番でかそうなやつを「This!! This!!」と指さしゲット。
さすがにおいしゅーございました。


そして次の日、あたしは人生初の、体験タイビンぐへGO!!

このホテルは、こんな素敵で超ロングな桟橋があって、こっから海に行くのです。
その海へGOを目指して、いざ講習&プールトレーニングへ。

が……。


まず、プールトレーニングですでに落ちこぼれ(笑)
あたし、あの息吸うやつがあんなんだと思わなくてさ。
あのレギュレーター、あんなにマウスピースずっと噛んでないとだめだって知らんでさ。
あたし口ゆるいから、あんなん絶対無理! すぐ口からあんなんはずれてまうがな。

ってなことで、潜って息吸う初級の初級の練習ですでに無理と判明。


息上手く吸えないしもういいやって思って、ひとりでほけーと立ったまま練習放置(笑)

トレーナー(フィリピン人:名前→バンビちゃん)がやってきて、
「デキナイ? ナンデデキナイ? ムリ?」
と聞いてきたので、「無理無理、もういい」って言ったら
「(首をふりながら、鼻で笑う)」
という感じで、見捨てられた。


なので、本当にやめようと思って立ってたら、違うトレーナー(フィリピン人:名前→ジョー)がやってきて、
「ナンデシナイ? コワイ?」
と聞かれたので
「怖い、無理、やめる」
と言ったら、
「モグルノヤメテモ、オカネモドッテコナイヨー!!!」
となぜか逆に説教をくらい、強引にスパルタマンツー練習開始。

水の中でサイン出されながら、何かできたかと聞かれてるのだが、息をうまく吸うことでいっぱいいっぱいなあたしは、もう何を聞かれてるのかわからず。
とりあえず全部の質問に「できた」のサインを返す。
笑顔のジョー。必死のあたし。
水面下で戦いは続く…。


っていうかね、やっぱ最初っから水とお友達な人じゃないとあれ無理だよ。
あたしは気づいた。水にもぐるとパニックを起こす人なんだ、と。
もとからあんま泳げないし、泳げない人でもダイビングは関係ないってさんざん言われたけど、でもやっぱ泳げないとなにかあったときに、不安が倍増するし。
泳げない=お水とお友達ではない=水にもぐると不安になる=もぐるとパニックを起こす
といった方程式が、あたしの中で確立されてしまったのである。


が、プール訓練はひととおりOK、といわれたので、海に行くことに。
そこでお友達になった関西女子二人組と、一緒に桟橋へ向かう途中。
話をしていたら、その二人もどうやらあまり楽しめなかった様子。
そして、桟橋。
海に入る準備をしてたら。
そのうちのひとりが、泣き笑いで「無理〜やめるわ〜あんたら行ってきて〜」と。
こわいーこわいーを連発したあげく、海に入るの拒否(笑)
せっかくだから行こうやーと相方説得するも、拒否(笑)
で、あたしともうひとりの関西女子が、いざ海の中へ。

が!!!!!!


甘かった!!!


プールでもパニックを起こしたあたしが、海水で平気なわけなかろうも。
海がキレイすぎて、足がつくくらいの浅瀬だと思ってたあたしら。
そっからどんどん深くなってくのだと。そう思ってたのに。

海にドーン! と入れられたら、足つかん!! めっちゃ深い!! 不覚!!

うまく浮けなくて、まだ心の準備もレギュレーターの準備もしてなかったあたしはまたパニック。
そのまま沈んでいき、どうしていいかわからず、口と鼻に海水がはいってきた瞬間…。



の一文字が脳裏に浮かび、水面とのさかいでがふがふいいながらなんとか桟橋の階段まで逆走。いや、逆泳?

必死の思いで階段にしがみついて「もうやめる。無理。ありがとう。楽しかった」と意味不明の日本語でフィリピン人に挨拶して、桟橋の上へ戻った。
そしたら、入るのやめて泣いてた関西女子が爆笑してて。
「なんやもぐってないやん自分。何戻ってきてん!!」
ってもぐってもないお前に言われたないわー!!と。
そしたら、あたしの後ろからもうひとりがふがふしてる人が…。
関西女子の相方である。
「お前もかいなー!!」
みたいな(笑)
うちらへたれ組。
ひとり、陸にて断念。ふたり、海水飲んで断念。
以上で、楽しい楽しい、人生初ダイビングは終了したのである。


教訓:ダイビングは、水とお友達になれる人がやるべきである。また、「死」の文字がちらほら見える遊びはするべきではない。




そんなこんなで、夜になり。 
この日はなんと、年越しだったのです。
日本との時差は一時間。
なので、日本があけましてー!!ってなった一時間後に、フィリピンはあけましてー!!なのだ。
ホテルのカウントダウンパーティーで飲み食い。

みんな踊るは歌うはすげー盛り上がってたよ。
しかも、ステージで歌歌ってるの、すげーうまいしすげー美人ばっかし!!
しかも、ほとんど知ってる歌だったから、楽しかった。
年越しソバもあったしね(笑)

そして、12時。
ビーチで花火が打ちあがり。

無事、新年あけましておめでとー!! でした。

ただ、ひとつ思ったのは。
やっぱし、年越しは日本で寒くてしみじみゆく年くる年、みたいのがいいね。
来年は、日本で年越ししよう。
とも思った日でした。