頭使う本だった。

アリス―Alice in the right hemisphere (角川ホラー文庫)

アリス―Alice in the right hemisphere (角川ホラー文庫)

中井拓志さんの本はこれで3冊目だったんだけど。結構前に読んでから時間経ってた。
だから、見つけたときはうれしくて速攻買ってしまったのだが…。
とりあえずこの本は難しかった。内容が。なんか頭パンクしそうだった(>_<)
この人は、バイオハザード(生物災害)がテーマになることが多いのかな?
1冊目、2冊目はテーマもおもしろくて、話はぶっとんでるけどとっつきやすかった。
それが、この本は脳科学のお話で、専門用語や難しい言葉がとびかってて。
それを1個づつ理解しながら読み進めていくのが、いつにもなく結構辛かった。
あたしたちが生きているのが、程度の低い1次元。
で、主人公の子が住んでいる世界は9.7次元??
サヴァン能力、フラクタル次元、フィードバックのフィードバック……。


…………。むむむ。


まぁ話的にはおもしろかったんだけどね。
でも読み終わったあとは『あーおもしろかった!』っていうより『あー終わった…』って感じだった(笑)
これにめげずに、また新しいの見つけたら絶対読むけど。
自分の知らない世界を勉強がてら読むことはいいことだ。うん。
ちょっとでもおりこうになろう。うん。


【↓ちなみにおもしろかった、前読んだ2冊↓】
レフトハンド (角川ホラー文庫)

レフトハンド (角川ホラー文庫)