おとなが読んでもお役立ちの本。

ちょっと仕事の関係で、村上龍の「13歳のハローワーク」と「13歳の進路」という本を読んだ。

新 13歳のハローワーク

新 13歳のハローワーク

13歳の進路

13歳の進路

いやー自分が13歳のときにこの本読んでたら、なんか変わったかなー。

ていうか、自分13歳のときに別にこんなこと考えてなかったしなー。

漠然と「幼稚園か小学校の先生になりたい」という夢はもっていたけれど…。
(これがのちのち道を誤って現在に至るわけなのですが(笑)

きっと、昔より今のほうが、そういったことを考えるのも早いのでしょう。

そして、こんな世の中だから、そんな年からちゃんと考えなきゃ!

と思ったり、まわりから言われたりするのでしょう。


うちらだってさ。もう大人だけど不安だもんね。
子どもだってこんな世の中見とったら不安よね。

で、そういう子どもたちが読んだら、きっとためになるっていうか、ひとつの目安になるような、そんなステキな本だと思いました。


余談ですが。ハローワークのほうにですね、

”「自分探し」というムダ”

って書いてあってですね。

「『自分はどういう人間か、どういうふうになりたいか、どんなことで幸せになれるか』といったこういう問いは、自分を探すのではなく、他者と向き合い、興味ある対象との出会いを通じて成立するもの。

答えなどないのだから、自分なんか探してもムダです。それよりも、わたしたちが生きているこの社会、広い世界と接し、知ることのほうがはるかに重要です。」

と。


なんだか「あっ! すげー!」って思っちゃった。

誰かが「自分探しの旅に出ます」とか言ってたりしたけど、

「は?」って思ったもんね(笑)


ま、それも絶対に意味がないとは言わないけど、はやってたもんねー。
なんでもかんでも「自分探し」。


ま、なーんもできないあたしが言うことじゃないか(笑)