おとなが読んでもお役立ちの本。
ちょっと仕事の関係で、村上龍の「13歳のハローワーク」と「13歳の進路」という本を読んだ。
- 作者: 村上龍,はまのゆか
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2010/03/25
- メディア: ハードカバー
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いやー自分が13歳のときにこの本読んでたら、なんか変わったかなー。
ていうか、自分13歳のときに別にこんなこと考えてなかったしなー。
漠然と「幼稚園か小学校の先生になりたい」という夢はもっていたけれど…。
(これがのちのち道を誤って現在に至るわけなのですが(笑)
きっと、昔より今のほうが、そういったことを考えるのも早いのでしょう。
そして、こんな世の中だから、そんな年からちゃんと考えなきゃ!
と思ったり、まわりから言われたりするのでしょう。
うちらだってさ。もう大人だけど不安だもんね。
子どもだってこんな世の中見とったら不安よね。
で、そういう子どもたちが読んだら、きっとためになるっていうか、ひとつの目安になるような、そんなステキな本だと思いました。
余談ですが。ハローワークのほうにですね、
”「自分探し」というムダ”
って書いてあってですね。
「『自分はどういう人間か、どういうふうになりたいか、どんなことで幸せになれるか』といったこういう問いは、自分を探すのではなく、他者と向き合い、興味ある対象との出会いを通じて成立するもの。
答えなどないのだから、自分なんか探してもムダです。それよりも、わたしたちが生きているこの社会、広い世界と接し、知ることのほうがはるかに重要です。」
と。
なんだか「あっ! すげー!」って思っちゃった。
誰かが「自分探しの旅に出ます」とか言ってたりしたけど、
「は?」って思ったもんね(笑)
ま、それも絶対に意味がないとは言わないけど、はやってたもんねー。
なんでもかんでも「自分探し」。
ま、なーんもできないあたしが言うことじゃないか(笑)