不安にさせる先生。


今日はうちの会社が休み。
うちの会社、いーんだか悪いんだか、休みのはざまに落ちた日は、結構自動的に休みになる。


偶然にも、今日は病院に行く日だったからよかったんだけど。
で、今日はあたしの主治医の先生がいないけど、ほかの先生に見てもらってと言われ。
言ったらさ、すげー待たされて。
あー会社休みでよかったーとか思って。


呼ばれて、中入ったら初めて見る先生。
「…こんにちはー…って、今日はなんだっけ?」
え? しょっぱなからそんな感じっすか?
と思い、状態、前に先生に言われたこと、など説明。

「ふーむ。わかったよ。それじゃちょっと傷見せて。」
足を出す。
「あら。すごいねーこんながっちり包帯してんのー?」
え? なんだと思ったの?
「あらあらあら。ほんとだー。傷のまわりすごい水膨れだねー。」
だから見てもらいに来てんだけど…。
「へえー。こんなに傷キレイなのに、どーしてまわりだけにこんなに水膨れできんだろうねー。」
え? あんたわからんのかい。
「不思議不思議ー。こんなことあるんだねー。」
……こういう人いないのか?
「つぶしたほうがいいかなー? 別に感染はしてないからこのままでいいかなー。」
……どっちがいいの?
「薬塗ろうかな? でも別に塗らないでももう治りそうだよね。」
……それはあたしにはわからないから…。
「乾燥させたほうがいいかもしれないけど、湿ってたほうがいい、って説もあるから…」
……だから、結局どっちがいーんだよ。
「(傷をずっと眺めながら)うーん。どーしよっかなー。どーしよっかなー。」
……。
「まぁ、じゃぁ、よし。決めた。こんな感じにしよう。」
……。
「(処置をちょっとして)うん。よし。たぶんこれでいいでしょう。うん。」
……たぶん?
「うーんうん。はい。じゃーこんな感じで! なんかあったらまた来て!」
……。
「なんか、血とか、汁とか、ガーゼからはみだすくらい出たらまた来て!」


……そんな状態になったらイヤでも来るわこのアホ!!


というちょっとイラっときたのも抑えつつ、この日は終了。


どっちがいいとは言いませんが、これはあたしにとってヤなタイプだな。


あたしが前に骨折ったときの主治医の先生は、すごく優しくて丁寧、真摯な感じだった。
今の主治医の先生は、結構適当でなんでもパパパパってやっちゃう。
そんな感じだけど、迷いとかはなく判断が早いので、それだけで信用してしまう。
もしそれが間違ってたとしても(笑)


上のふたつだったら、もちろん、最初の先生が大好きだった。
だけど、今日の先生と今の主治医の先生比べたら、主治医の先生のほうが断然いい!
あのね、なんかうだうだ悩まれるのもやだし、それ目の前で見てるの不安。


今日の先生は、患者を不安にさせる技術NO1の先生でした!(笑)