舞台@新宿シアタートップス。


半年ぶりでしょうか。FICTIONの舞台。
いやー今週は芸術週間みたいでよい。頑張って仕事したかいがあったってもんだよ…。


さて。今回のタイトルは『来世こそ』。
FICTION、もとい山下澄人氏にしては、なんだかキレイなタイトル。
今回手違いでDMが来なかったので、話の筋はあまり知らないまま。
っつーか、いつもギリギリまでわかんないから、いつも通りっちゃーいつも通りだけど(笑)


えー今回は…久々に、FICTIONで泣けた。結構、泣いた。
で、やっぱし泣きながら爆笑。もうね、よくわかんない感じになってたけど。
笑いのセンスは変わらず、でも話が深かったよ…よかった。とにかくよかった。おもしろかった。
耳が聞こえない者、奇形を持って生まれた者、肝臓をわずらってる者…。
体に何かしら不自由のある者が、それぞれ抱えてること。考えてること。苦しんでること。
こういうふうに書くと、ものすごく堅い劇な感じがするけれど。
そこをね、いかに笑いを交えてやるかが、さすがFICTION。そしてさすが山下氏。
最後らへんなんて、ほんと涙がぼろぼろ出てるのに爆笑してたからね。すごいよ。それ。
今回も最初から最後まで、テンポよく突っ走ってて、飽きることなく長編、見終わった。
あとねー、大山さんの演技がやっぱすごい。
カタコトの外人役やらせたら日本一だと思うけど(笑)
今回は耳の聞こえない人のしゃべり方、すごかった。うまかった。
あとは福島さんの相変わらずの形相と声のでかさとテンションね。
あとは山下さん。相変わらずステキなダメ人間っぷりがよかった。


『来世こそ…』。そう思いながらも、『現世』を最後までまっとうしたい。
そう思わせてくれた劇だった。


さて。FICTIONの次回公演は……なんと!! 11月。
え? 11月?? また半年以上あいだ空くんだ…やだな。つまんないな。
また山下さんがドラマとか、外部公演に出てくれるんだったらいいんだけれども。


とりあえず、本日はご満悦。