初挑戦。

最近、遅れ馳せながら気になっていた東野圭吾の小説を読み始めてた。
で。やっと2冊読み終わったので…。
別に作品の読む順番に理由はないので、超ランダムだけど。

探偵倶楽部 (角川文庫)

探偵倶楽部 (角川文庫)

これはなんかすごいあたしにとっては新鮮でおもしろかった。
タイトルが『探偵倶楽部』で、事件を解決する(カギをくれる)のも探偵倶楽部の人。
なのに、肝心の探偵倶楽部の2人は、名前も、素性も、まったくわからないまま。
オムニバスで、それぞれの事件に関わる人たちがメインで、途中で探偵が出てきて。
で。ヒントを依頼主に預けるだけ預けて、その先どうするかは依頼主に任せる…。
それで事件は解決するわけだけど、なんかよかった。
あたしは今までこういうの読んだことなかったから。おもしろかった。
11文字の殺人 (光文社文庫)

11文字の殺人 (光文社文庫)

次に読んだのだけど、これもラスト結構意外でよかった。
『? ? あれ〜?』みたいな。ほんとありきたりだけど『犯人お前かよっ?』みたいな。
純粋に裏切られ、その動機やら背景やらに隠された話がこれまた複雑に絡んでて。
読み終わって、『へぇ〜』とか思っちゃったし。
でも、タイトルの通り11文字の怪文書が出てくるんだけど…。
そのへんはあんまいらないような気がした。まぁいいんだけど。


さて。東野ワールドにはまりつつあるので、このまま読んでみよう。
新しい人を開拓してみてよかった。これでしばらくはまた小説家探さなくてすむな。
もう一冊、買いだめしてんのがあるけど、また早く買っておかないと切れちゃうな。