カーテン完成!

先週、友達に頼まれていたカーテンをやっと届けに行った。
かれこれオーダーされてから1ヵ月半。っていうか放置しすぎだろ。ごめんなさい。
材料も全部用意してあったのに、なかなか作業に取り掛かれず。
が!
いざ作るぞ! と思って作業し始めたら、ものの2〜3時間で、H180×W166のカーテンが完成。
こんな時間で作れるんだったら、なんでもっと早く作ってあげなんだ、自分よ。
あたしは何事も始めるまでに時間がかかる。いわゆる尻に火がつかないとやらないタイプ。
夏休みの宿題も、絶対に8月後半にやってひーひー言ってたし。


というわけで、できあがったカーテンをいざ取りつけに。





なかなか上手にできたんではないでしょうか??
今回は部屋主の希望で、カードリングとかの簡易タイプではなく、ちゃんとカーテンの金具取り付けたし。
ただ、ひとつだけ心配だったのがサイズ。
余談になるが、あたしは数字にめっぽう弱い。ばりばり文系。
数学レベルならまだしも、算数レベルすら最近あやしい。
っつーか苦手。っつーかキライ。考えることすらおっくう。


……高校のとき、選択授業で被服をとってて、毎週服作りしてた。
普通高校で被服専攻するやつなんてあんまいなくて人数少なかったけど、楽しくてしょうがなかった。
が!!
ひとつだけあたしには弱点が。
そう。パターン(型紙)を起こすのが苦手だったのだ。
服とか縫い物に、型紙は必須。
だけど、サイズ測って型紙に起こすのに、ちまちまちまちま計算して、図面書くのが面倒だった。
そして、あたしはいつしか型紙なしでモノを作るようになってしまった。
しかも、このおおざっぱでだいたいなO型の性格もあいまって、しつけ、待ち針まで面倒でしなくなった。
さすがにきちんと作りたいときにはやるけど。
カーテンやらクッションやらカバーやら、そういった類のモノは、だいたいの感でも結構いける。
が、洋服となるとそうもいかず、服飾関係の仕事も考えたけどあきらめた……(笑)


というようないきさつもあり、今回も感ピューターのみで作ってしまった。
まず布を買うのに、売ってる布の幅がサイズ幅のちょうど半分くらい(←もうこの時点でアバウト)だった。
だから、そのまま縫い代のことを考えて、縦2メートルの長さに切ってもらって、そのまま縫ってしまうことに。
普通縫うときに、できあがりサイズから縫い代何センチ取れるかとか考えるんだけど、そこは感で。
とりあえずミシンの幅に合わせて縫い代作っていったら真っ直ぐ縫えるし、あとでなんとかなっちゃうんだなー。
そりゃちょっとは測ってはいたけど、上部分も約何センチだからこんくらい折り返せばぴったりだろ!くらいの勢い。
しかもカーテンってドレープがあるし、だいたいでやってもたぶん問題ないし。たぶん。


とまあこんな勢いだけで作ってたから、実際取りつけてみてサイズ違ったらどうしよーと思ってたわけで(笑)
で、右にかたっぽまず取りつけてみると、まんまとジャストサイズ!!
依頼主はそんなあたしの作り方なんて知る由もないので、それが当たり前なのだけど。
あたしってスゲー!! とか勝手にひとりでココロの中で感動(笑)
で、もう左にもう1個をつけると……。
何かがおかしい。


家主『なんかこっちのが長くね?』


……あきらかに右よりも下が長い。8cmくらい長い。
あれ? なんで? 同じ大きさの布から、同じ縫い方で作ったはずなのに……?


しばし無言の両者。
と、ちろっと上方を見てみると、何かがおかしい。


……あーっ!! 金具つける部分の布の折り返しが、一巻き分足りない!!


できあがりサイズがあまりにも長くなりすぎそうだったから、上の折り返し部分を最後にもう1回折り込んで金具つけたんだった!
それが、かたっぽやったとこで力尽きたか、はたまた忘れてしまったかわからんが、とりあえず完璧に忘れてたらしい。


ああ…完璧だと思ったのに…。
だいたいのわりにジャストサイズまで辿りついてたのに、あたしの感ピューターは正しかったのに、かたっぽ忘れるなんて…。


orz


あたし『……ごめん、かたっぽもう1回縫ってくるよ。』
依頼主『いや、いいよ。足りないと困るけど、長い分には。』
あたし『えーでもやだよ。いいよ。縫ってくるよ。』
依頼主『でもまたシーツ洗濯バサミでつけておく生活に戻るのやだから…』
あたし『えーでも変だよ。いいよ。気にしないで。』
依頼主『いや、でもまた忙しいとか言っていつになるかわかんないほうがやだ…。』
あたし『……ごめん。』


というわけで、今そのカーテンちゃんはかたっぽちょっと引きずったまま部屋におります。
今度アイロン接着テープでも買って行って、その場で裾上げしてあげよう…。
最後に『いいよいいよ、なんかこういうのお前らしくて』って言われた。
喜んでいいやら、悲しんでいいやら……。
最後の確認って、何事にも大事。大事。